カラーキャストで成型しよう!

ここ数年、“完成品フィギア”が当たり前になってしまった為かガレージキットが衰退しているそうです。ワンフェスやC3などガレージキットのイベントでもそんな話を耳にします。
うちのディーラーを覗いてくれるお客さんも「欲しいけど作る時間が無いから」とか、「塗装する環境が・・」などの声を聞きます。ガレージキットの塗装には有機溶剤を使うのでお子さんのいる方は特に厳しいですよね!
せっかく買ってもらうなら作ってもらいたい!もっと手軽にガレージキットが組めれば・・と思って最近使いだしたのがカラーキャストです。
バンダイのプラモデルみたいに細かい所まで色分けするとさすがにパーツ数も増えるので予算オーバーになってしまうのですが、
擦れてしまう可動部分や基本部分をカラーキャストで作れば素組みでもそれらしく見える!・・はず
思いついた頃はウェーブ様のノンキシレンタイプレジンキャストに東急ハンズで買ってきた顔料を混ぜて調色していたのですがここ数年は大手複製業者RCベルグ様よりカラーキャストを購入してます。(基本色のみなので細かな調合は自分でやってます)





夏のワンフェスで作ったガルバトロン。ゲートを切り離して目とデストロンマークのみ塗ってます。このまま置いてもそれっぽいでしょ?
ゲートの処理方法、気泡の出にくい型作りまだまだ研究することはありますが購入者が少しでも作りやすいガレージキットを作りたいと思ってます。